S&P500かオルカンか?

投資

この記事では、インデックス投資の永遠のテーマとも言える「S&P500か、オールカントリーか?」について、投資歴たった1年だからこそ思うことについて、書いていきます。これから投資を始めようとしている皆さんにとって、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

どちらが良いかなんて誰にも分らない

インデックス投資の王道と言えば、S&P500、MSCI ACWI(オールカントリー)、VTI(全米)あたりです。
特に最近は、「長期・分散・低コスト」という観点から、MSCI ACWI(オールカントリー)に連動するファンド、つまりe MAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)が人気です。SNSを見ていても、どちらかというと、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)一択という人が多いように思います。一方で、過去のリターンの高さを引用して、S&P500一択という人もいます。



どちらが良いのでしょう?




私の結論は





どちらが良いかなんて、誰にも分からない




です。





何故なら、どれだけ過去のデーターを細かく考察したところで、未来の株価は誰にも分からないからです。


とにかく売らなければ良い



じゃあ、ウォーレン・バフェットは何で莫大な利益を上げているの?



答えはこうです。



ウォーレン・バフェットさんは、「ゆっくり時間をかけて資産を増やす」からです。





有名な話ですが、ある人がウォーレン・バフェットに
「なんで他の人は、あなたのような投資実績を上げられないのですか?」
と聞いたところ、バフェットさんの答えは
「ゆっくり金持ちになりたい人なんていないからだよ」
だったそうです。

つまり、プロ中のプロであるバフェットさんも、その投資法の秘訣は
長期ホールド」なのです。





私達がやっているインデックス投資にこそ、それが当てはまります。






結局、S&P500でも、全世界株式でも、どちらも優良な指数であることは誰もがうなづくところです。

(※敢えて言うのであれば、もちろん全世界の方が分散は効いていますし、コストも最近のeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)に関しては、改定が行われ、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)よりも低コストになりました。)




ただ、私達素人にとってそれよりも大切なのは、「長期」という手法です。



とにかく、何があっても、そして「S&P500か、オールカントリーか?」なんて迷いが出たとしても、とにかくホールドしていくこと。そして、余裕があれば買い増していくこと。


そこに尽きます。

 ↓





迷っていること自体、危ないと認識しよう



私は過去に、インド関連の投資信託で失敗したことがあります。





この頃は、「全米が良いかな~、全世界が良いかな~、インドが良いかな~」と
迷いに迷っていた時期でした。





結局そういう精神状態だと、下落相場でビビッてしまい、何か理由をつけて売ってしまうんですよね泣




ですので、私の失敗談から皆さんにお伝えしたいことはこれです。



「どのファンドを選んだとしても、そしてそれが下落したとしても、それを受け入れる覚悟を持って投資をすべし」



です。





迷っているくらいなら、覚悟ができるまで、投資しない方が良いです。

何か理由をつけて売ってしまうからです。





インデックス長期投資というのは、単純で勝率も極めて高いですが、覚悟と胆力が必要です。




皆さんも私と一緒に、何があっても長期ホールドしていきましょう。
ファンド選びはそれに比べれば大した問題ではありません。

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