暇はヤダ

ライフログ

この記事では、投資を始めて1年経った50歳のおじさんが、働くことに関して
思っていることを発信していきます。
みなさん、FIREってあこがれますよね。
私もそうです。
しかし、FIREには、達成した後に、暇すぎて辛いという人がいるのも事実です。
この記事を読めば、疑似FIRE状態になった私の経験から、人生をより豊かに送るヒントを得ることができます。

FIREへのあこがれ

最近、FIREという言葉や考え方が広がっていますね~
私も、FIREに関連した本や動画で、たくさん学んできました。

・収入の一部を投資に回し、お金に働いてもらう。
・本業以外にも収入源を持ち、効率的に稼ぐ。
・資産○億になったら、リタイアして、投資や副業からの収入で暮らしていく。

などなど。

「最高っすよね~」と私も思います

若い頃から投資と副業に力を入れて、或る段階からは不労所得で生きていく・・・

そんなことができたら最高じゃないですか?

コロナ禍で味わった「仕事がないという辛さ」

そんなFIREにあこがれる一方で、もし仮にFIREが実現できたとしても、オレには
向いていないだろうな~と思うこともあります。
(まあ、この年齢でこの程度の資産しかないので、そもそもFIREは無理なんですけどね笑)

それは、私が数年前、お堅い仕事を事情により退職し、フリーランスで生計を立てて
いたころの体験からです。当時は、個人事業主として、収入こそ退職前に比べて減っては
いましたが、それなりに忙しく、充実していました。

そこにやってきたのがコロナです。

私のフリーランスとしての仕事の性質上、コロナは大打撃でした。
ほぼすべての仕事が無くなりました。




幸い、国や自治体のいくつかの支援を利用し、生計そのものは何とかなったのですが、
一番辛かったのは、これです。





「暇すぎる・・・・」





これは辛かったですね~

わずかに生き延びていた仕事を午前中に終えると、後は何もやることがない・・・





或る意味、生活は成り立っていて、仕事をしていないのだから、FIREと言えばFIRE笑

図らずも、疑似FIRE状態でした!




ところが、それが、なかなか辛いのです。





どこかで聞いた言葉ですが、「退屈さには、神々も舌を巻く」らしいです。



人生には労働が必要

そんな経験から、私はFIREは素晴らしいことだとは思いますが、それでも、人間には
労働が必要だと考えています。





最近、地区の自治会で、隣にいた70歳前後のおじさんと話していたら、こんな話を
聞きました。

「今も平日の昼間は働いているよ~。週5日、数時間でも働いているから、土日の楽しみ
 があるんだよ~。毎日休みだと、それすらも無くなっちゃうんだよ~。分かんないでしょ、
 そういう感覚って。」




私は内心、「分かる分かる!」と思いましたが、自分の経験を説明するのが面倒くさいので、「へ~、そうなんすか」と、相槌を打っていました(先輩、すんません!)





そう、大抵の人にとって、人生を有意義に過ごすためには程よい労働が必要だと思うのです。


それは、経済的に困らないようにするためにではなく、労働を通じて人とのつながりを作ったり、
人の役に立っているという成就感を失わずに生きていったり、身体を動かして働くことが、健康を維持することにつながったり・・・という意味においてです。



なので、私の場合、投資の目的もそこにあります。

莫大な資産を築くことでなはく(そもそも無理だし・・・)、人生の早い段階で、程よく働きつつ
運用した資産からの取り崩し収入をプラスし、繰り上げ受給する年金も、さらにプラスしていく・・・

つまり、「不労所得+程よい労働」が、私の考える豊かな老後です。


「心を込めて働くこと」

こういう考えに至ったのは、1年ほど前に読んだ本(というか漫画)に、とっても感銘を受けたのがきっかけです。


「漫画 バビロンの大富豪の教え」

漫画仕立てで、読みやすかったです。まあ、私が紹介するまでもなく、有名な話ですので、
読んだことがある人が多いでしょうね。

この中で語られていることはいくつかあります。

・収入の1割を貯蓄せよ

・人生で成功できるのは「行動できる人」である。

・良きところに住め

「漫画 バビロンの大富豪の教え」より抜粋

このほかに、私が今、良いな~と思い、記憶しているのが、次のことです。

・どんな仕事でも心を込めて行えば、それが人を喜ばせ、やがて富を生む

・日々の労働こそに価値がある。お金はおまけにすぎない

「漫画 バビロンの大富豪の教え」より抜粋




今、私は勤め人としての仕事があります。
もちろん、50歳になると体力的にも疲れてくるし、仕事の性質上、精神的にも辛いことも
あります。

ただ、そんな仕事でも、

「目の前のことに、誠心誠意、取り組んでいるとき」

と、

「一応やっていはいるが、どこか手を抜いているとき」



この2つを比べると、何か、私が受け取っているものが違うような気がします。
受け取る給料は同じですけどね。



皆さんは、こういう考えをどう思いますか?
人それぞれですので、私も自分の考えを押し付けるつもりはありません。

ただ、人生を豊かにするためには、富を増やすことだけではなく、自分の心の財産も
増やしていくことが大切なのかな、と思います。




最後に、私がときどき立ち戻る、大好きな言葉を一つ・・・




「全身全霊を込めてそれをやりなさい。
 もしくは何もしないか、のどちらかである」



併せて、こんな記事も読んでください。
資産は増やすだけではダメだということが分かると思います。

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